動物病院日記

動物病院の院長日記

仔犬の痙攣・その後

11/24の日記に書いた 痙攣していた仔犬が来院しました。

あの後、近所の獣医さんに行ったところ、低血糖と診断され、治療を受けたそうです。
そして、その後は発作も無く元気だったそうです。良かった〜 (^。^)

血糖というのはクルマで言えば、ガソリンみたいなもので完全に無くなると死んでしまいます。
その一歩手前が、痙攣や失神という症状ですから結構危なかったのです。

仔犬の低血糖の原因は低栄養やストレスです。

例えば、「もらわれて間もない 痩せた割に元気な仔犬が、餌をあまり食べられないまま 人間の子供と遊びすぎた」なんて場合に発病する事が多いようです。

応急処置としては、痙攣が治まっていて意識があれば砂糖水を飲ませます。
意識が無かったり痙攣が10分以上続いている時は、すぐに動物病院に行きましょう。
出来れば電話をしてから行くと、すぐに治療してもらえる事が多いと思います。