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謎のペット大量死を追え! 共通点は中国産…全米に飼い主の不安広がる

SankeiBiz 10月25日(金)10時10分配信

 米国内で、ペットの犬や猫がおやつ用のジャーキーを食べた後、病気になり死亡する事例が多発していることが判明し、飼い主たちに不安が広がっている。米食品医薬品局(FDA)が24日までに公表したもので、2007年以降に約3600匹が病気になり、うち約600匹が死亡した。ジャーキーの大半には中国産の原材料が使用されていたとしているが、原因は特定できていない。
 
 ロイター通信や米CBSニュースなどによると、疾患は犬が3600匹、猫は10匹の報告がありうち計約580匹が死亡した。ジャーキーを食べた後、食欲の減退や下痢、嘔吐の症状がみられた。さらに詳しく調べたところ、6割の症例で胃に、3割で肝臓や泌尿器に異常をきたし、重篤なケースでは腎不全や胃腸内の出血、けいれんなどを起こし死に至る。

 共通点は鶏肉や鴨肉、さつまいも、ドライフルーツなどが使われていたことで、その原材料のほとんどが中国産だった。
2社のペット用ジャーキーの鶏肉成分から米国で未承認の抗生物質など6種類の薬物が検出された。薬物は低レベルで今回の大量死との関係は不明だが、回収措置が取られた。

(SANKEI EXPRESS)