動物病院日記

動物病院の院長日記

悪性腫瘍

6ヶ月前に悪性の皮膚腫瘍の手術をしたワンちゃん。大学病院の先生からも半ば見放されていたのですが、毎日薬を飲み、3週間に一度、強い注射を打つために欠かさず通院していました。
副作用で白血球が減少したり、脱毛も見られたりしましたが、幸い致命的な副作用はなく無事6ヶ月の治療期間を終える事が出来ました。
食欲不振もなく体重は逆に増えていました。
本当に良かったです。

あとは定期的な診察と血液検査で経過を観察します。
人間で言うところの5年生存率は、イヌでは1年生存率に相当するので、あと半年再発がなければ理論的にはもう大丈夫という事になります。
頑張ってほしいです。