動物病院日記

動物病院の院長日記

新年

遅くなりましたが、皆様お変わりなく新年をお迎えになりましたか?
当院も、いつもと同じメンバーで、元気に診療しています。

今年も検査だけに頼らない暖かい獣医療を心がけて、皆様と動物たちの幸せと健康のお手伝いをしていきたいと思っています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

病気(獣医さんの…)

最近、友達の獣医師が、相次いで重い病気になってしまって。。
休業、縮小、廃業など、、すべて自分で決断しなければならないのは個人事業主の宿命とはいえ辛い選択だったと思います。
定年がなく、自分次第で一生働けるような気がしていましたが、私も気を付けないと…

エリザベスカラー

動物病院で手術すると、退院の時に首に巻かれているプラスチック製の襟状の器具です。

術部をなめないようにする器具としておなじみですが、当然みんな嫌がりますよね…「ごめんねー」と言いながら着けています。

私が学生の頃にはまだ市販のカラーは普及しておらず、実習先の病院では手術が終わると先輩と一緒に雑貨屋さんに買い物に行ったものですー
買ったものは…ポリバケツや、プラスチックの丸いゴミ箱でした!
底をくり抜き、側面に穴をたくさん開けて、ヒモを通し首輪に結ぶとバケツカラーの出来上がりです。今とは隔世の感がありますね。

近年、小型犬や猫が増えたこともあり、カラーを使うよりも術後着を着せて、傷口を保護することも多くなりました。

簡単な手術では、編んだネットを使って体に合わせて着せますが、最近では市販の術後着がありますので、大きな手術ではそれを利用しています。体に密着して快適そうですよ。
良い時代になりました。